お勧めの書籍から朝礼スピーチのネタを紹介します。
小さなチーム、大きな仕事〔完全版〕: 37シグナルズ成功の法則
本書は彼らの小さい会社が大きな市場を相手にする企業理念を示している、中小企業経営者にとっては勇気を得られる書である。
美術の学生が美術館の絵を模写したり、ドラマーがジョン・ボーナムの「モビー・ディック」ドラムソロをコピーするように、真似をすることは時には学習のプロセスの一部となり得る。学び手にとって、このような模写は自分自身の表現を発見するために有効な手段だ。
残念ながら、ビジネスの世界でのコピーは通常もっと邪悪なものである。(中略)真似ることによってビジネスを立ち上げたいという誘惑に駆られるかもしれない。
だがこれは失敗の方程式である。模倣することによる問題とは、理解を飛ばしてしまうことだ。理解とはあなたが育てるべきものである。(中略)大いに影響を受けよう。でも盗んではいけない。「小さなチーム、大きな仕事(37シグナルズ成功の法則)」
真似てはいけない
初学者や未経験者が一定のレベルに達成するため、先行者を模倣することには意義がある。
しかし問題点として、結果そこに至ったプロセスを学べないことがあげられる。
また、プロセスのなかで起こりえるトラブルも経験できない。
加えて、その結論を導き出した問題解決能力も養うことができないだろう。
あなたの職場に未経験者はいるだろうか?
いれば善人ぶって解を教えるのではなく、経験させて見るのも愛情なのではないだろうか?