街のカメラ屋さんから通販の大手企業に発展した「ジャパネットたかた」
誰でも一度はお馴染みのテレビショッピングをご覧になっているでしょう。
ジャパネットたかたは安いから発展したのでしょうか?
おまけが豪華だから選ばれるのでしょうか?
それ以外に消費者の心を掴む、大きな仕掛けがあると考えます。
以前テレビ通販で、しゃべる声を録音できるボイスレコーダーを販売していた。
普通の販売者・紹介者であれば、これらをアピールすることが多いと思います。
しかしジャパネットは、
ある家庭のお母さんと子どもがボイスレコーダーを使う様子を映像で紹介していた
子どもが帰宅するとテーブルの上にボイスレコーダーが置かれている
子どもが再生ボタンを押すとお母さんの声が聞こえてくるおやつのケーキが冷蔵庫に入っています
今日は5時ごろ帰りますので食べて待っていてね
こんな感じのメッセージが流れる。
このような既存の使われ方にとらわれるのではなく
お母さんと子供のコミュニケーションのように
普通の生活での使われ方を提案していく・・・。
新しい使い方を提案し、新たな需要を掘り起こしている
それこそがジャパネットたかたの強さなのだと考えます。