毎回リセットされる辛さを一歩一歩、努力の積み重ねで踏み越える

君島 健二の言葉から学ぶ、朝礼スピーチのネタを紹介します。

努力の成果なんて目には見えない。
しかし、紙一重の薄さも
重なれば本の厚さになる

君島 健二
マラソン選手
メキシコオリンピック銀メダリスト


努力について語る著名人は多い
偉大な先人からのそういった言葉は、そうだよね!と思うことも実際に多い。

大きな功績を残した先人達は、成功した後に
「そういわれて思い出してみれば・・・」
「努力が大事だ」「私は人より努力した」
といった回顧談が多いのではないだろうか?

現在進行形で、もがき苦しみ、
成長前夜の暗闇を走り続ける人にとって
その毎日の行動は努力とは思っていないだろう。

あくまで通り抜けた後で“努力”だったと気付かされるものである

しかし一方、マラソン選手、君島 健二が語る
努力と継続することは、意味合いが若干違ってくるように思われる

日々の努力によってスピードや持久力などマラソン競技をする上での
基本的なスペックはあるとしたうえで

毎回、競技のたび、42.195キロという長い道のりのスタート地点に立たされる
そして一歩一歩、自らの足で引き寄せ、手繰り寄せてくること以外に
その距離を縮めることができないのは、マラソン選手の宿命であろう

毎回リセットされるスタート地点において
一歩の積み重ね以上に大切なことはないのであろう

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