ジーコの言葉に学ぶ、努力・我慢・耐えるということ。

著名人の言葉から朝礼スピーチのネタを紹介します。

何かを勝ち取るには
何かを犠牲にしなければならないし
地道な努力と
それに耐えていく我慢が必要です

ジーコ
サッカー選手・監督


ペレと並びサッカーの神様と言われるジーコ

全盛期の彼のパフォーマンスを見ると
努力などと言った言葉は似つかわしくない

しかし、天才的なパフォーマンスを支えていたものの影には
膨大な練習量と、それを継続する努力が欠かせなかったのであろう

選手ではなく、会社人であっても
日々煩わされる誘惑は成功するに連れて多くなっていくだろう。

それらとどれほど付き合い、距離をとれるかが
その後の大きな成長において違いとなって現れるのだろう。

歌舞伎俳優、中村勘三郎の朝礼に使える名言

人気、歌舞伎俳優の中村勘三郎(本名・波野哲明=なみの・のりあき)さんが2012年12月5日午前2時33分、急性呼吸窮迫(きゅうはく)症候群のため東京都内の病院で死去した、57歳でした。

朝礼スピーチのネタにもなる、数々の名言を残しているので取り上げます。

形を極め
型を破ることを続けてきたから今日がある
挑戦です

焦ったって本人が不安なら
見ている人は面白くも何ともないんですよ
機は熟す
身のうちから突き上げるように満ちてくるものなのです

人生の成功とは、死ぬときに悔いが残らないこと


彼の死(人生)は決して悔いが残らないものであったろう
成功者として各界から惜しまれた方々からのコメントが物語っている。

ご冥福をお祈りする。

あの人なんで給料高いの?そもそも新人とベテランの違いってなに?

著名人の言葉から朝礼スピーチのネタを拾い上げる。
今回は世界のホンダを創業した本田宗一郎氏の言葉。

松下電器(現:パナソニック)を創業した松下幸之助と並び
創業から一代で世界的企業に成長させた
カリスマ経営者の信条とは如何なるものだったか?

その行間に感じ取って欲しい。


失敗を経験し、

反省を繰り返すことで、

ステップアップしていくもの

この反省の深さに進歩の度合いが正比例していく

本田 宗一郎「ホンダ」の創業者
夢を力に―私の履歴書 (日経ビジネス人文庫)

「新人とベテランとの違いは何か?」と、問われると
私は“結果の再現性の高さ”ではないかと思っている。
常に一定の成果を残し続ける再現性の高さがベテランの強みだ!

積み重ねられた多くの失敗・経験から反省し、同時に学んでいく
人は皆、この反省による反復により自分を高める
仕事の質は向上し、顧客の前で話す言葉に深みが出るだろう

新人は早い段階で小さな失敗と反省を繰り返そう!
ベテランは過去の失敗と反省を教訓にしよう!

悩んでもしょうがない!行動しなければゼロ、行動すればイチは得られる!

ウジウジと考えて、何もやらずに後悔した経験は誰にでもある。

後悔先に立たずとはよく言ったもので、その時は熟慮し最善策をとったつもりでも
後に状況を整理してみると、その時面倒くさくて手を付けられなかっただけだったりする。


一生懸命働いたあと 損失感はない。
対して、怠けたあとの損失は実に莫大である。

松下正寿[まつした・まさとし]
(国際政治学者・元立教大学総長・元参議院議員、1901~1986)

明日をひらく思考 (1967年)

百時間の瞑想よりも、たった一度でも良い実行は尊い!
考えすぎて動けない人のための 「すぐやる!」技術

ジョー・ディマジオは心に誰を思い描いてプレーしていたのか?

ビジネスの現場で役に立つ、朝礼スピーチ「ちょっといい話」「ためになる話」のネタを紹介。

アメリカ大リーグの名門、ヤンキースの大スターだったディマジオは言ったそうだ

「(球場で)自分を見るのが最初で最後の人がいる。その人のためにプレーをしている」と。

テレビのない時代、日々最高のものを見せようと張りつめるプロ魂は気高くさえある。

平成23年11月13日 朝日新聞「天声人語」より


ビジネスの現場であなたを輝かせるプロ魂はどこにありますか?

誰にも見られていないところ、秘められた思いにあるのかもしれませんね!

モンスタークレーマーを撃退!とんちの利いた顧客対応!キャビンアテンダント編

朝礼で、またビジネスの現場において
なるほど!と思ってもらえるスピーチネタをお届けします。

顧客対応に時間と人手がとられることが多くないですか?
以前に比べてお客様対応は格段に難しくなったと思います。

チョットとんちを利かせた対応と周囲の理解が得られれば
顧客対応も楽しいイベントになるかもしれません。

以下フェイスブックでシェアされていた情報を転載します。


アテンダントの気の利いた対応に拍手!

実際にあった話
50代とおぼしき妙齢の白人女性が機内で席につくと
彼女は自分の隣が黒人男性であるという事に気がついた

周囲にもわかる程に激怒した彼女はアテンダントを呼んだ

アテンダントが「どうなさいましたか?」と訊くと

「分からないの?」とその白人女性は言った
「隣が黒人なのよ。彼の隣になんか座ってられないわ。席を替えて頂戴」

「お客様。落ち着いていただけますか」とアテンダント
「当便はあいにく満席でございますが
 今一度、空席があるかどうか、私調べて参ります」

そう言って去ったアテンダントは、数分後に戻って来てこう言った
「お客様、先ほど申し上げましたように、
 こちらのエコノミークラスは満席でございました。
 ただ、機長に確認したところ
 ファーストクラスには空席があるとのことでございます」

そして、女性客が何か言おうとする前に、アテンダントは次のように続けた

「お察しとは存じますが、
 当社ではエコノミークラスからファーストクラスに席を替えるという事は
 通常行っておりません
 しかしながら、或るお客様が
 不愉快なお客様の隣に座って道中を過ごさざるをえない、という事は
 当社にとって恥ずべき事となると判断いたしますので
 当然事情は変わって参ります」

そして黒人男性に向かってアテンダントはこう言った
「・・ということで、お客様、もしおさしつかえなければ
 お手荷物をまとめていただけませんでしょうか?
 ファーストクラスのお席へご案内します」

近くの乗客が、歓声をあげるのを
その白人女性は呆然と眺めるだけであった
スタンディングオベーションを送る者もいた

コメントを日本語に訳されたのは宮本端さんです。

女優、森光子さん死去に寄せて

2012年11月10日、
国民栄誉賞も受賞した女優、
森光子(本名:村上美津)さんが
お亡くなりになった、92歳だった。

テレビで観ていた森光子さんは、
明るく、元気な、おかみさん役が
良く似合う人柄だったが、
実は役者としては遅咲きで
不遇の時代が長く続いたという。

「でんぐり返し」で有名な代表作「放浪記」で主役に抜擢された時は、すでに41歳になっていた。


ちいさい うれしいことを ふくらませていこう

森 光子

長い下積み時代を乗り越えた地道な芸の道は
ちいさい うれしいことを
少しずつ 大きく育てていくことだったのだろう。

新しい使い方を提案し需要を開拓する。ジャパネットたかたの売れる秘密

街のカメラ屋さんから通販の大手企業に発展した「ジャパネットたかた」
誰でも一度はお馴染みのテレビショッピングをご覧になっているでしょう。

ジャパネットたかたは安いから発展したのでしょうか?
おまけが豪華だから選ばれるのでしょうか?

それ以外に消費者の心を掴む、大きな仕掛けがあると考えます。

以前テレビ通販で、しゃべる声を録音できるボイスレコーダーを販売していた。

  • 商品の音質のよさ
  • 録音時間の長さ
  • 軽さ・携帯性
  • 安さ
  • 普通の販売者・紹介者であれば、これらをアピールすることが多いと思います。


    しかしジャパネットは、
    ある家庭のお母さんと子どもがボイスレコーダーを使う様子を映像で紹介していた

    子どもが帰宅するとテーブルの上にボイスレコーダーが置かれている
    子どもが再生ボタンを押すとお母さんの声が聞こえてくる

    おやつのケーキが冷蔵庫に入っています
    今日は5時ごろ帰りますので食べて待っていてね
    こんな感じのメッセージが流れる。

  • 新聞・雑誌記者がインタビューをとる時に使用する
  • ビジネスパーソンが会議を記録する
  • このような既存の使われ方にとらわれるのではなく

    お母さんと子供のコミュニケーションのように
    普通の生活での使われ方を提案していく・・・。

    新しい使い方を提案し、新たな需要を掘り起こしている

    それこそがジャパネットたかたの強さなのだと考えます。

    宇宙飛行士へ届ける、奥様からのメッセージ

    日常の出来事から朝礼スピーチのネタを紹介しています。

    2011年6月8日
    古川 聡(ふるかわさとし)宇宙飛行士が宇宙に飛び立ちました。
    (日本人最長宇宙滞在期間167日を達成)

    国際宇宙ステーションI.S.S.に到着したときに古川氏は地上(地球)のご家族と交信をした。
    交信した際、奥様のメッセージが素晴らしいので以下に紹介します。


    奥様より古川氏へ・・

    やっと、バッターボックスに立てた気分だと思います
    ホームランは必要ないから
    チームワークで一塁ずつ進んで
    ホームに戻ってきてね

    宇宙飛行士の古川氏は平素から野球が大好きだと言う
    古川氏の無事帰還を切に願う
    奥様の気持ちがギュッと詰まったメッセージだ

    育てた野菜で保険を売る。育てていたのは人がつながるプラットフォーム

    ある保険の代理店の方は野菜を作ることが趣味だという。

    夏休みには自分で育てた野菜を使って
    バーベキュー大会を開催すると言います。

    毎年、約50名以上のお客様や友人・知人が参加します

    勿論、バーベキューの場では保険の話しや、売り込み・セールスは全くしない
    しかし、バーベキューが終わった次の週には

  • 追加で契約したい
  • 人を紹介したい
  • という、オファーが次々と舞い込むと言います

    人を集め、楽しい場(プラットフォーム)を提供する
    コミュニティーを作りコネクターに徹する
    人と人がつながる場を創ることで、その場を楽しみたい人・その場を利用したい人が増えてくる。

    他の人がやらないことを提供することで差別化ができていることがわかります。